アジア諸国の医療消費に関する発表

2016年10月11日、当プロジェクトの研究分担者松倉力也助教はマレーシアのクアラルンプールで行われた国際会議 The Policy Dialogue of Asian Parliamentarians and Experts on Aging (アジア国会議員フォ-ラム・国連人口基金共催)において、アジアの国会議員等を対象に、人口高齢化による影響とその対策についての発表を行いました。それによると、アジアにおいては年齢構造変化による支出の変化は高齢者に限られた特徴ではなく、子供世代に多くのリソースが流れていることも大きな特徴であるそうです。松倉先生は、アジア諸国では医療消費は私的な消費から公的な消費に変換しつつあり、この将来的な見通しが政策の大きな課題となることを指摘しました。