10月26日に調布市役所にて「第2回くらしと健康の調査 分析結果報告会」を実施いたしました。
調布市は本プロジェクトが実施する「くらしと健康の調査」(JSTAR) の対象地域の一つです。
本プロジェクトのリーダー市村先生は調布市の職員の方々を対象にJSTARの歴史と社会的貢献の可能性について述べ、調布市民を中心に日本の高齢者の経済状況や社会参加、健康状態ないし医療支出に関する調査結果を紹介しました。
健康状態に関しては、JSTARは日常生活活動、手段的日常生活活動、鬱、血圧、糖尿病、要介護度、医療支出(総支出、及び入院・歯科・外来のカテゴリー別の医療支出)についてのデータの収集を可能とします。当報告は、高齢者の健康状態と家庭構成の間のリンクを分析しながら、調査の第2回において調布市で得られたデータを他の対象地域と比較することで調布市役所の方々に市の高齢者向けのサービス向上につながりうる手がかりを提供いたしました。
報告後、調布市の特徴や全国的な傾向、望まれる施策などについて、活発な意見交換が行われました。
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